はり・きゅう治療について

はり・きゅう治療は『ツボ』を刺激することによって、気と血の流れを良くし、本来人間がだれでも持っている『自然治癒力』『免疫力』を引き出し、からだ全体を改善していきます。

はり・きゅうの適応症

はり・きゅうの適応症について、世界保健機構(WHO)は、下記のように定めてます。

副鼻腔炎・鼻炎・感冒・扁桃炎・気管支炎 気管支喘息(合併症のないもの)・結膜炎 中心性網膜炎・小児白内障(合併症のないもの)・歯痛・抜歯後疼痛・歯肉炎・咽頭炎 食道噴門痙攣・横隔膜痙攣(しゃっくり)胃下垂・胃炎・胃酸過多症・十二指腸潰瘍 腸炎・下痢・便秘・麻痺性イレウス・頭痛 片頭痛・三叉神経痛・顔面神経マヒ(初期3〜6ヵ月以内のもの)・脳卒中によるマヒ 末梢神経系疾患・ポリオの後遺症(初期6ヵ月以内のもの)・メニエル病・神経性膀胱障害・夜尿症・肋間神経痛・頚腕症候群・五十肩・テニス肘・坐骨神経痛・腰痛・関節炎

上記の疾患以外に、はり、きゅうの適応としては、病名はないが症状はあるといった方に対して、継続的に治療することによって症状の改善とともに、体質改善、体力増強をおこない、また、難病といわれる疾患(がん、リウマチetc)に対して痛みの軽減をはかって、生活しやすくするといった効果もあります。

はり・きゅうの作用

はり・きゅう治療は、
 1.血液循環促進作用
 2.筋緊張の緩和作用
 3.鎮静作用(鎮痛・リラクゼーション)
 4.体質改善作用
 5.免疫力増強作用

などの効果があり、心と体の両面から患者さんへの治療を行います。